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日本食品工学会第25回年次大会で、食感解析AIと3Dフードプリンターの研究成果を発表しました

2024年8月19日〜20日、広島大学東広島キャンパス・生物生産学部で開催された「日本食品工学会第25回年次大会」に、修士1年の鈴木悠人さん、修士2年の藤原広希さんと小川純が参加し、2件のポスター発表を行いました。

今回発表したのは、介護食の多様化を支える食感解析AIと、新しい食品造形を目指す3Dフードプリンターに関する研究です。食感を「捉える技術」と、食品を「つくる技術」の両面から、食の楽しさや選択肢を広げるものづくりに取り組んでいます。

介護食のマンネリズム解消に向けた食感解析AI

鈴木さんは、那須電機株式会社、株式会社スタジオミダスとの共同研究として進める「食のマンネリズム解消に向けた介護食のための食感解析AIシステム」について発表しました。

介護食では、食べやすさへの配慮とともに、毎日の食事を楽しめることも大切です。本研究では、食の楽しさを支える要素の一つである「食感」に着目し、その違いをAIで捉えるシステムの開発に取り組んでいます。食感の特徴を比較・評価する技術を通じて、介護食の開発や、食事のバリエーションを広げるための支援を目指しています。

発表タイトル
食のマンネリズム解消に向けた介護食のための食感解析AIシステム

著者
鈴木悠人,小川純,那須広紹,二瓶謙吉,三澤秀則,中村昇太,古川英光

所属機関
山形大学,那須電機株式会社,株式会社スタジオミダス

クワッドスクリューノズルを用いた3Dフードプリンター

藤原さんは、クワッドスクリューノズルを用いた3Dフードプリンターの開発について発表しました。

3Dフードプリンターは、食品材料を押し出して積み重ねることで、形状をつくる技術です。その造形を支える重要な要素が、材料を送り出すノズルの仕組みです。本研究では、4本のスクリューを用いるノズルに着目し、食品材料の供給・押出しを担う機構の開発に取り組んでいます。食品の形を設計する自由度を高め、新しい食品づくりへとつなげることを目指しています。

発表タイトル
クワッドスクリューノズルの使用した3Dフードプリンターの開発

著者
藤原広希,井桁幹人,小川純,古川英光

今後も、食品工学とソフトマター、AI、3Dプリンティングを組み合わせ、食べる人の楽しみと、つくる人の工夫を支える技術の開発を進めていきます。