SI2025で、可食材料による機構開発と食のセンシングに関する4件の研究発表を行いました
2025年12月10日〜12日、広島県広島市の広島国際会議場で開催された「第26回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2025)」に、協力学生の井桁幹人さん、鈴木悠人さん、茅原琢斗さん、長瀬駿介さんと小川純が参加し、4件の研究発表を行いました。
今回は、可食材料を用いた搬送機構、多孔質ゲルによる発育機構、咀嚼動作を再現した香気センシング、飲料中の異物検出に向けた信号処理について発表しました。材料の特性を動きへとつなげる技術と、食品から得られる情報を読み解く技術の両面から、研究の取り組みを紹介しました。
井桁幹人さん:可食材料を用いた搬送用ベルト駆動システム
食べられる材料を用いて、物を運ぶベルト駆動システムを構成する研究について発表しました。可食材料を機械の構成要素として活用し、搬送機能を実現するための設計に取り組んでいます。
発表番号
1C6-18
タイトル
可食材料を用いた搬送用ベルト駆動システムの開発
著者
井桁幹人,小川純,古川英光(山形大学)
鈴木悠人さん:人の顎運動を再現した香気センシング
人の顎運動を機械的に再現し、咀嚼に伴う香気を捉える研究について発表しました。食品を噛む動作と香りの関係に着目し、食べているときの感覚を装置によって理解するための計測技術を探っています。
発表番号
3E1-07
タイトル
人の顎運動を機械的に再現した香気センシング
著者
鈴木悠人,小川純,古川英光(山形大学)
茅原琢斗さん:多孔質ゲルを使用した発育機構
内部に細かな孔を持つ多孔質ゲルを用いた、発育機構の開発について発表しました。柔らかい材料の性質と構造を機構設計に取り入れ、新しい機能へとつなげる研究です。
発表番号
1C6-19
タイトル
多孔質ゲルを使用した発育機構の開発
著者
茅原琢斗,小川純,古川英光(山形大学)
長瀬駿介さん:飲料中の異物検出に向けた圧電信号処理
圧電センサから得られる信号を活用し、飲料中の異物検出につなげる信号処理手法について発表しました。飲料から得られる応答の中から、異物の存在を捉える手掛かりを抽出することを目指しています。
発表番号
3E5-13
タイトル
飲料中の異物検出に向けた圧電信号処理の提案
著者
長瀬駿介,小川純,古川英光(山形大学)
今後も、材料・機構・センシング・情報処理を組み合わせ、研究の着想を具体的な装置やシステムへと形にしていきます。


