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第28回日本感性工学会大会で、アニマロイドと医療啓発モデルに関する2件のポスター発表を行いました

2026年9月16日〜18日、東京都江戸川区のタワーホール船堀で開催された「第28回日本感性工学会大会」に、学部4年の岡本涼兵さん、阿部凪咲さんと小川純が参加し、2件のポスター発表を行いました。

今回発表したのは、触り方に応じて内部状態と発話が変化するアニマロイド「ティラノン」と、柔らかな振る舞いを取り入れた口腔癌モデル「べろたん」に関する研究です。触れることや動きを見ることが、人の印象や関わり方にどうつながるのかを、具体的なシステムや造形物を通じて探りました。

阿部凪咲さん:触り方に応じて内面と発話が変化する「ティラノン」

阿部さんは、人の触り方に応じて内部状態と発話が変化するアニマロイド「ティラノン」の構築について発表しました。

触れ合いを入力として受け取り、その情報を内部状態や言葉による表現につなげることで、人とアニマロイドの関係を生み出す研究です。接触に対して反応を返すだけでなく、内面の変化を持つ相手として、どのようなコミュニケーションを設計できるかを検討しています。

発表番号
2P01-03

タイトル
人の触り方に応じて内部状態と発話が変化する アニマロイド“ティラノン”の構築

著者
阿部凪咲,小川純(山形大学)

岡本涼兵さん:柔らかな振る舞いを取り入れた医療啓発モデル「べろたん」

岡本さんは、口腔癌モデル「べろたん」を用い、医療啓発モデルと柔らかな振る舞いを組み合わせる研究について発表しました。

医療に関する情報を伝えるモデルに動的な表現を加えることで、見る人が受ける印象や関心に働きかけることを目指しています。形状による情報提示に加えて、柔らかい動きを表現の一部として取り入れ、医療啓発における伝え方の可能性を探る取り組みです。

発表番号
3P02-17

タイトル
動的な印象付与のための医療啓発モデルと柔らかな振る舞いの融合
―口腔癌モデル「べろたん」による検討―

著者
岡本涼兵,石川恵生,小川純(山形大学)

2件の研究に共通するのは、柔らかい身体や振る舞いを、人との関わりをつくる表現として活用することです。今後も、材料・機構・AIの開発と、人が受け取る印象や体験の検討を結び付けながら、研究を進めていきます。

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