ACM DIS 2026で、バイトブロックの抜去判断をインタラクションデザインとして捉える研究を発表しました
2026年6月13日〜17日、シンガポール国立大学で開催された国際会議「ACM Designing Interactive Systems(DIS 2026)」に、学部4年の井上桃希さんと小川純が参加し、1件のポスター発表を行いました。
発表タイトルは「Reframing Bite Block Removal Decisions as an Interaction Design Problem under Uncertainty」です。口腔内に挿入するバイトブロックの抜去判断を、不確実な状況におけるインタラクションデザインの課題として捉え直す研究を紹介しました。
医療の場面では、相手の状態を完全には把握できない中で、働きかけるタイミングを判断する必要があります。本研究では、「いつ抜去するか」という判断を、患者の反応と医療者の行動の関係から考えることに着目しました。手技を行う側だけでなく、働きかけを受ける側の状態や反応も含めて捉えることで、判断を支える仕組みを検討しています。
当研究室では、人の動作や反応を工学的に扱う装置・システムの開発に取り組んでいます。今回の発表は、こうした研究を、人とシステムの関わり方を考えるデザインの視点へと広げるものです。今後も、ものづくりと情報技術、インタラクションデザインを結び付け、人の判断や学びを支える研究を進めていきます。
発表情報
著者
Miki Inoue, Jun Ogawa
発表タイトル
Reframing Bite Block Removal Decisions as an Interaction Design Problem under Uncertainty
発表形式
ポスター発表
DOI・論文リンク
https://doi.org/10.1145/3802974.3809441


